肥満の原因は人それぞれで、その人に合った肥満治療が必要です。自分で判断が難しい場合は医療機関の利用をおすすめします。自分に合った肥満治療を見つけることが痩せる為の近道です。

病院での肥満治療の内容

病院で行う肥満治療は、その人に合った方法を選びますが、基本的には食事療法と運動療法です。
食事療法では、摂取するカロリーを消費するカロリーより少なくするために、カロリーコントロールを行います。
自分で行うと栄養バランスが悪くなって体調を崩すこともあるので、管理栄養士が性格やライフスタイルなどを考慮してメニューを決めます。
運動療法では、有酸素運動をするようにプログラムを立てます。ウォーキングやジョギング、ダンベルなどがあり、運動を始めて20分後に脂肪が燃えます。
よって肥満治療のためには、30分~1時間の有酸素運動が求められます。しかし無理のない範囲で行い、毎日継続することを重視します。
これらの生活習慣を自分で見直して考えるのが、行動療法です。肥満の原因になりそうな行動を自発的に見つけ改善するのをサポートします。
食事療法と運動療法の補助的な肥満治療として、薬物療法があります。薬で食欲を抑えたり消化吸収を阻害したりします。
日本ではサノレックスという薬が認可されていますが、依存症や耐性などから長期的な服用はしません。病院では他の療法とのバランスを見極めて薬を投与するので、リバウンドのリスクが軽減されます。
外科的な肥満治療には、脂肪吸引があります。脂肪細胞を除去して体のラインをすっきりさせます。確実ですぐに効果がでますが、外科手術に対する不安を抱く人もいます。
また除去できるのは皮下脂肪だけで内臓脂肪は変わらないので、他の療法がメインとなります。最近ではメスを使わないで脂肪融解注射を使ったメソセラピーも行われます。
脂肪吸引と比べると体への負担が少ないので、気軽に受けられる肥満治療として有名です。病院に通うような肥満では無かったとしても痩せたいと思うのは当たり前の気持ちです。痩せるにはやはり食生活の改善と運動が重要です、効果的に痩せる方法はこちらでも紹介していますので是非参考にしてください。

肥満治療に使用される薬

現在の日本では、肥満治療に使うことが認められている抗肥満薬には、ノバルティス・ファーマ社のサノレックス(一般名がマジンドール)という薬があります。他には、FDA(米国食品医薬品局)に認可されています、ゼニカル(一般名オルリスタット)という薬が、肥満治療に使用されているようです。
厚生労働省に認可されているサノレックスは、食欲を抑制してくれる作用があるため、無理をしないで体重を減らすことができるようです。少ない食事の量で満腹感が得られることから、今までダイエットの意思があっても食欲が抑えられなかった人や、1回に食べる食事の量が多かった人、食事と食事の間におとずれる空腹感に耐えられずに、間食をしてしまう人などには、有効とされているようです。服用の仕方は、通常では昼食前に1日1錠を服用します。効果をみて1日2回~3回食前に服用が可能となっています。服用期間は、最長で3か月間と定められていますので、注意が必要になります。有酸素運動も同時に行うと、より効果が期待できそうです。
一方の肥満治療薬のゼニカルは、脂肪分解酵素のリパーゼの働きを抑制して、脂肪の吸収を抑えてくれるものになります。食事から摂取した脂肪は、吸収されずに排せつされていくようです。服用の仕方は、通常1日1錠を食事中か食後20分以内に飲むと、効果的とされているようです。このゼニカルは、ベータカロチンやビタミンEなどの吸収を妨げるため、服用の約2時間前にはマルチビタミンを摂ることが進められています。
これらの肥満治療薬は、副作用や服用できない方もいることなどから、医師による処方が必要となっています。医療機関を受診して、医師に相談されてみるのがいいでしょう。

病院での肥満治療にかかる費用

糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風、無呼吸症候群、変形性膝関節症など肥満はさまざまな異常を引き起こす引き金になります。そしてそれは脳梗塞、心筋梗塞になるリスクを高めます。健康に暮らし続けるためには肥満を解消することはとても大切なことです。
しかし、間違ったダイエットや無理なダイエットをすることで、肥満を解消できないばかりか健康を害してしまったりリバウンドでさらに太ってしまうケースも少なくはありません。
正しい方法で健康を害することなくやせる方法の一つに病院で肥満治療するという方法があります。病院での肥満治療は病院で血液検査や内臓脂肪をチェックして、肥満の原因を調べることから始まります。その原因を元に一人ひとり個別に医学的な見地から無理なくやせることができるプログラムが組まれるために安心してダイエットすることができます。
肥満治療の費用は概ね指導料金、薬の費用、外的施術の項目で決まります。
指導料金はやせるためのプログラムの費用で治療期間の長さや方法、保険適用できるか否かによって異なります。病院によって差が出てくる費用です。また、肥満によって健康を害するおそれがあると判断された場合は保険が適用される場合があります。例えばBMIが35以上の高度肥満の人、高度肥満で高血圧、糖尿病、脂質異常症の兆候が見られる人、肥満が原因で腰痛や膝痛がある人などです。病院によって判断基準は異なるので事前に確認が必要です。
痩せるために薬を利用する場合は、保険を適用できるかできないかなど、その種類によって費用が異なります。
脂肪吸引など外科的な施術の費用は保険適用外で自己負担となります。
健康上の理由がなく、単にスタイルが良くなりたいなど美容上の理由で肥満治療を受ける場合は保険適用はなく自己負担になりますが、自分にあったダイエットをしたいならば肥満治療が最適なダイエットプランを提供してくれます。
■肥満治療を開始しましょう
肥満治療薬で本当の自分に出会える